8月27日、情報処理学会第4回アクセシビリティ研究会で発表

■成松一郎 東京・一ツ橋で開催された情報処理学会第4回アクセシビリティ研究会で、長谷川貞夫さん(ルイ・ブライユSYSTEMプロジェクト)、高岡健吾さん(インハウスDS)、新井隆志さん(JBS日本福祉放送)との共同研究の発表がありました。

テーマは、「光る点字(体表点字)開発の現状と未来―音声言語、視覚文字言語と並ぶ第3の文字言語“体表点字”」です。
約30分のプレゼンをされたのは、もうすぐ83歳になられる長谷川貞夫さんです。

長谷川さんはこの日に向けて、なんどもなんども練習を繰り返したということで、30分間の中に内容が凝縮された、本当に見事なプレゼンだったと思います。

体表点字を実現するためのツール「ピカブル」(光と振動で文字を伝えます)と、iPhoneの画面上で、視覚を使わなくても、一筆書きで文字入力できるアプリ「イッピツ」のデモもうまく行きました。(これらの実用新案も申請中です)

事務局に許諾を取り、長谷川貞夫さんの発表は、ビデオ撮影いたしましたので、後日、このウェブサイトで再生できるようにする予定です。