京都府立図書館で「見えづらい人」のための視覚補助具講座

■成松一郎 2017年8月5日(土)、京都府立図書館で、「見えづらい人」のための視覚補助具講座があり、参加してきました。講師は、京都府内在住の森田茂樹さん(70歳)。森田さんとは、私が以前勤めていた出版社で、『拡大読書器であなたも読める! 書ける』という書籍を編集して以来、2か月に1回くらいのペースでお会いしています。
以前よりはだいぶ活動をセーブされているようですが、相変わらずの「モリシゲ節」は健在で、これから公共図書館で、このような「情報リテラシー」にかかわる市民講座を積極的に開催してくださることを、切に望みますし、読書工房もコーディネートやテキストづくりに尽力していきたいと思います。森田茂樹さんの貴重な原稿「テクノロジーとリテラシーの多様性―1ロービジョン当事者の声」が掲載されている書籍『マイノリティの社会参加―障害者と多様なリテラシー』佐々木倫子編は、くろしお出版から刊行されています。